院名:ひよし鍼灸院センター接骨院 住所:神奈川県横浜市港北区日吉本町1-5-7 日吉センタービル1F 
電話番号:045-564-0217

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2015.08.01

野球肘内側部痛

皆さんこんにちは、トレーナーの湯山です。
今日は肘の内側(手の平を上にして小指側)の痛みについて話していこうと思います。
内側の痛みはおおまかに分けて、骨性か靭帯性か筋肉に分かれます。

まず一番問題となるのが筋肉の痛み(内側上顆炎)です。
内側の出張っているところから、4本の筋肉が前腕~手指まで伸びています。
この4本の中で問題となるのが、円回内筋・尺側手根屈筋・浅指屈筋になってくると思います。

骨性の問題は成長期の骨端障害が問題となります。
どの障害もそうですが、成長期(骨化前)と成人期(骨化後)では診方が変わってきます。
成長期では骨が成長しているのでくっついていません。
なので中学1年生くらいまでは、靱帯ではなくまずは骨の事を考えなくてはいけません。

高校生以上は骨が成長しきっているので、靱帯の事も考えます。

たとえ靱帯に痛みがあったとしても手術にいたるのはまれです。
海外ではトミージョンという靱帯の再腱術をする選手は多いですが、日本ではあまりやりません。
やらなくとも治る事が多いからです。
しっかりリハビリを診れる方がついてれば問題ありません。
それに大学生より前に手術をしてプロに行った選手は私が知ってる範囲ではいません。
高校生で手術した子を見るケースがありますが、1年以内に試合復帰する事は出来ますが、違和感などがまったく無くなってベストパフォーマンスで投げれるようになるには2年くらいかかってしまうのがほとんどです。

手術と言われたら、病院を3件くらいは回ってドクターの話を聞くことをお勧めします。
横浜南共済病院の山崎先生、船橋整形外科の菅谷先生、JCHO東京新宿メディカルセンター(旧東京厚生年金病院)の柏口先生、横浜総合病院の河崎先生をお勧めします。

投球障害でお悩みがありましたら、いつでもご相談下さい。
ひよし鍼灸院センター接骨院
湯山裕太